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8月, 2022の投稿を表示しています

八色鳥(ヤイロチョウ)~台湾探鳥日記

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台湾は言わずと知れた野鳥天国。美しくて個性的な鳥がたくさん見られますが、さすがに、光り輝く鳥というのは多くありません。ヤイロチョウ(八色鳥)はその中の一つ。台湾のバーダー(鳥友)さんも熱いまなざしを向けている鳥です。私も大好きな鳥の一つです。 警戒心が強く、また、茂みの中にいることが多いため、出会える機会は多くないのですが、それだけに出会えた時の感動も大きいというのもポイント。留鳥ではなく、台湾には5月頃に南方から飛来し、子育てを終えると南に帰っていきます。低海抜の森林地帯に生息しています。 日本でも高知県などで観察記録がありますが、台湾ほど見られる頻度は高くないというのが現状です。ヤイロチョウについては、拙著『台湾のトリセツ~地図で読み解く初耳秘話』(昭文社)でも紹介しています。ご興味を感じていただければ幸いです。 台湾のトリセツ~地図で読み解く初耳秘話 https://amzn.to/3BPGdwE 写真は3枚とも、NIKONのP1000で撮影。驚異の望遠レンズ搭載機種です。

タカサゴイチモンジ(高砂一文字)~台湾の蝶

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タカサゴイチモンジ(Euthalia formosana)。台湾固有種の蝶は数多く見られますが、撮影はなかなか難しく、ご縁しだいという感じです。このカットは北部横貫公路で撮影しました。中海抜地帯にのみ生息しています。 タカサゴイチモンジ 臺灣翠蛺蝶 Euthalia formosana

大村車站(大村駅)は隠れた撮影スポット

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基隆(きいるん)と高雄(たかお)を結ぶ縦貫鉄道。台湾の南北を結ぶ最重要幹線ですが、大村駅はその途中駅。 優等列車はすべて通過する小さな駅ですが、実はここ、列車撮影の聖地というべき場所です。 この駅はいわゆる橋上駅舎なのですが、真正面に列車が入ってきて、そして通過していきます。私が訪れた日は快晴ではなかったものの、白い雲がいい感じで南国風情を演出していました。南側には高架化された員林駅が遠くに見えます。 あまり話題にはならないのですが、この駅のコンコースはまさに鉄道ファンの聖地と言えます。南側はまっすぐに員林駅に向かって線路が伸びていますね。

合歓山で星空撮影を楽しむ

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真夏の合歓山取材。8月20日、台湾中部山岳地帯を訪ねました。今回はいくつかのテーマを設定していたのですが、そのメインは「天の川」の撮影でした。言うまでもなく、空気が澄んでいて、「光害」の無い場所でないと撮影はできません。その点において、ここ合歓山は理想的な環境と言えます。 結論から言えば、期待を裏切らない美しさでした。海抜3070メートル地点には「暗空公園」という真っ暗な公園があり、台湾各地から星空好きたちが集まります。この日の日没は18時28分頃。まずは雲海を撮影し、19時半頃から天の川の撮影。ここで2時間くらい過ごし、それから人のいない撮影スポット探し。月が出てくると天の川の撮影は難しく、意外に時間の制約が大きいということも今回の学びでした。 深夜0時頃には場所を移動し、花蓮県との県境でカメラを構えました。ここは小風口という場所で、撮影はここと、松雪樓という唯一の宿泊施設のある場所とで行ないました。高海抜地域ということで、寒いのは覚悟していたのですが、午前三時には氷点下3度になり、凍える思いをしました。台北を出た時は35度を超えていたのに・・・。

大里天公廟と亀山島

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台湾東北部に位置する宜蘭県。 そのシンボルとなっているのが亀山島です。 洋上に浮かんだ亀のように見えることからその名が付きましたが、確かに大きな亀のようです。 日本統治時代はここに500名あまりの漁民が暮らしていましたが、戦後に軍事管制区となり、無人島となりました。 なお、島の近くには海底温泉があり、その周囲は海水が白くなっています。

信義路。夜空に浮かび上がる台北101

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台北市の中心部。 信義路と新生南路の交差点から台北101を遠望。 夜空に浮かぶ台北101は独特な表情を見せますね。 写真の右手は大安森林公園。 暑い時期は夕涼みにやってくる人々で賑わいます。 この写真はPixel6Proで撮影しています。

台北松山空港から旅立つタイガーエア

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台北松山空港に発着する飛行機たち。台北市の中心部にあるこの空港の周囲には攝影スポットが点在しています。ちょうどタイガーエアの飛行機が旅立っていきました。手前に見える廟の屋根と繁茂したガジュマルの樹が印象的です。 立栄航空のプロペラ機も飛んでいきました。この攝影場所は「濱江果菜市場」の駐車場。飛行機ファンの間では結構知られている場所です。