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10月, 2022の投稿を表示しています

サシバ(灰面鵟鷹)~台湾探鳥日記

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老鷹(タカ)の渡りを追って台湾最南部の恒春半島に来ました。フィリピン海峡を渡って南下するサシバという鷹の集団を撮影しています。日本列島や朝鮮半島を旅立ち、台湾にやってきます。そして、早朝の上昇気流に乗って南に向かいます。夜明け前に撮影地に向かい、日の出とともにカメラを構えます。私も連日朝4時に起きて動いていますが、さすがに疲労困憊です。しかし、好きなことをしている時は身体が軽くなった気がするから不思議です。 この日はサシバ(灰面鵟鷹)だけでなく、赤腹鷹(アカハラダカ)や遊隼(はやぶさ)、紅隼(チョウゲンボウ)、澤鵟(チュウヒ)、魚鷹(ミサゴ)なども見ることができました。まだまだ鷹の撮影が続きます。「鷹の渡り」は秋口にだけ見られ、この後はインドネシア方面で越冬。春には北に帰っていきます。

ルリビタキ(藍尾鴝)~台湾探鳥日記

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ルリビタキはその美しさで知られ、台湾でもとても人気があります。うっそうと茂った森の中におり、なかなか目にできないのですが、特にオスは鮮やかな色合いで、一度でも目にしたら、魅了されてしまうはずです。なお、中国語では「藍尾鴝」と記します。 台湾には冬場だけやってくる渡り鳥なので、見られる時期は限られます。私は「鳥友(バーダーさん)」から情報をいただき、新北市の野柳で出会うことができました。動きが早く、じっとしていることが少ないため、撮影は結構難しかったです。ここでもNIKONのP1000が大活躍でした。やはり光学125倍ズームというのはありがたいですね。 撮影は2021年4月。集まっていた鳥好きたちは皆、興奮を隠せない様子でした。