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新竹駅の夜を撮る

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台湾西北部の中枢である新竹市は人口約45万の商業都市。市内の随所に歴史建築や古刹が点在していることでも知られる都市です。ここはその要となる場所。日本統治時代に新竹州庁舎として建てられた官庁建築で、戦後は新竹市政府(市役所)として使用されてきました。正面に立ってみると、赤煉瓦特有のややくすんだ色合いが風格を漂わせています。そして、赤煉瓦造りの西洋建築でありながらも、屋根の部分に目を向けると、日本式の黒瓦が見られます。言ってみれば、和洋折衷様式の官庁舎です。1944(昭和19)年には空襲に遭い、一部が倒壊しましたが、戦後すぐに修復されました。現役の行政庁舎なので、平日の日中であれば、館内に入ることも可能です。夜間はライトアップされるので、夕暮れ時を狙って訪れてみるのもおすすめです。なお、この駅については拙著『台湾のトリセツ』(昭文社)でも詳述していますので、ご興味のある方、ご覧ください。

夜の総統府(旧台湾総督府)

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 日本統治時代に台湾総督府庁舎として建てられた總統府(総統府)。台北を代表する建築物として広く知られていますが、背景がこの色合いになることは珍しく、慌てて家を出て、撮影してきました。すでに100年という歳月を経ていますが、その風格は色あせることがありません。建物については、拙著で恐縮ですが、以下をご覧ください。 『台北・歴史建築探訪~日本が遺した建築遺産を歩く』(片倉佳史著・ウェッジ) https://amzn.to/2yWUbPe

2023年、新年のご挨拶

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あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さんにとっての2022年はどんな一年でしたでしょうか。ようやく日台の往来も再開し、今年は大きな飛躍の年になってほしいです。台湾を取り巻く国際環境は厳しいものがありますが、ベストな形で隣国からの恫喝を防いでいってほしいですね。 片倉佳史 『台湾のトリセツ』(片倉佳史著・昭文社) https://amzn.to/3BPGdwE 『台北・歴史建築探訪』(片倉佳史著・ウェッジ) https://amzn.to/2yWUbPe

後壁車站~日本統治時代の木造駅舎

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台湾では多くの個性的な駅舎が見られます。そのバリエーションは一冊、本を作ってもいいかな・・・と思うくらいなのですが、その中でも目立った存在になっているのが、日本統治時代に設けられた木造駅舎たちです。中でも後壁駅は保存状態もよく、列車本数も多くて訪問しやすい駅でもあります。 この後壁駅ですが、私は10月前後に訪れるのがお気に入りです。それは駅舎の横で存在感を示すムクロジ(モクゲンジ)の樹です。写真では黄色い花を付けていますが、実(み)は赤褐色に近い色合いになっています。花の時期は短いのですが、今や秋の風物詩となっています。

溪湖の製糖鉄道、運転区間短縮(2022年10月)

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雲林県にある溪湖糖廠。日本統治時代に明治製糖株式会社が設けた製糖工場です。ここで活躍していたサトウキビ運搬列車は現在、観光鉄道として整備され、多くの方に親しまれています。私も何度となく足を運び、その姿を目にしてきました。 今回、残念な決定が下され、営業区間が10月から短縮されることもなりました。上の写真にあるような旧濁水溪を渡る列車の風景も見おさめとなりました。9月25日には動態保存されている346号機蒸気機関車も走るということで、訪ねました。小さいながらもしっかりとした走りを見せてくれました。 現在、工場→草埔→濁水となっている運転区間は草埔までとなります。その理由ですが、橋梁の保全に費用がかかり、彰化県がその負担を拒否したことにあります。嘉義県などでは保全・補修についての補助を出しており、彰化県の態度に不満の声が上がっています。この件について、彰化県の公式な発表がないので、断言はしにくいところですが、観光政策と行政が一致した考えを持っていないことは確かで、残念ですね・・・。