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11月, 2022の投稿を表示しています

台湾桃園国際空港のアクセス鉄道を撮る

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台湾桃園国際空港と台北を結ぶ機場捷運(空港MRT)。 夕暮れ時を狙って撮影に赴きました。 架線がないため、空の広がりが強調されますね。

後壁車站~日本統治時代の木造駅舎

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台湾では多くの個性的な駅舎が見られます。そのバリエーションは一冊、本を作ってもいいかな・・・と思うくらいなのですが、その中でも目立った存在になっているのが、日本統治時代に設けられた木造駅舎たちです。中でも後壁駅は保存状態もよく、列車本数も多くて訪問しやすい駅でもあります。 この後壁駅ですが、私は10月前後に訪れるのがお気に入りです。それは駅舎の横で存在感を示すムクロジ(モクゲンジ)の樹です。写真では黄色い花を付けていますが、実(み)は赤褐色に近い色合いになっています。花の時期は短いのですが、今や秋の風物詩となっています。

台湾の星空撮影~合歓山と武陵農場にて

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台湾の星空撮影。台北や高雄といった都市部ではあまり縁がない「星」たちなのですが、海抜3000メートルに達する山岳地帯では、美しい星空に接することができます。私も何度か、合歓山をはじめとする山々を訪ね、撮影を愉しんできました。 まずは何といっても天の川ですね。ここは武嶺という場所から撮っています。海抜は3275メートル。かなり空気が薄いので注意が必要ですね。日本と台湾では当然ながら、緯度が違うので、星も位置や向きが変わっています。そういったものを愉しむのもいいかもしれません。特に今年は木星が異常接近しているので、目安になりますね。ここは海抜3500メートル級の奇莱主山に近い場所。ちなみにこのカットは iPhone12 ProMAXで撮りました。限界はあるものの、スマホでお手軽撮影できるのは、やはり嬉しいものですね。

チョウゲンボウ(紅隼)との出会い~台湾探鳥日記

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台湾には数多くの鳥が暮らしていますが、その中で渡り鳥の存在にも注目したいところです。毎年、秋口に日本列島や中国、朝鮮半島方面から南下してくる鳥は多く、バーダーさん(鳥好き)の間でも情報が飛び交います。私もそういった仲間からの情報を得て、時間ができるたびに鳥探しに出かけます。 台湾では猛禽類の人気が高く、タカやワシ、フクロウなどを追うバードウォッチャーは少なくありません。私は個人的にハヤブサ(漢字では「遊隼」と表記)が好きなのですが、今回、念願かなって、チョウゲンボウ(紅隼)と出会うことができました。 場所は新北市貢寮の龍門運動公園。日本人にはあまりなじみがない場所ですが、鳥に出会える機会の多い場所でもあります。私はこの日、珍鳥「タイワンガビチョウ(臺灣畫眉)」をはじめ、アトリ(花雀)やクビワムクドリ(烏領椋鳥)、タイワンヒメマルハシ(臺灣小彎嘴)、アカモズ(紅尾伯勞)、マヒワ(黃雀)などの姿をカメラに収めましたが、なんとも感激したのはチョウゲンボウでした。 台湾ではなかなか見られない鳥ということもあり、出会えるチャンスは秋から冬にかけてわずかに見られるのみ。あいにくの雨降りではあったのですが、興奮してしまいました。ハヤブサに比べると小さな身体ですが、可愛いだけでなく、なかなか精悍な顔つきを見せてくれました。